地域におけるひとり親家庭支援団体による見守り事例のご紹介

現在、各地において、ひとり親家庭等支援団体が、食事支援、学習支援、訪問支援等を通じて、子どもの見守りの取組を行っています。

認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむでは、地域における見守りの担い手となっているNPO法人等の「見守り」機能に着目し、その体制を強化させることを目的として、好事例を集約・周知を行う活動に取り組んでいます。

本サイトでは、そうした地域におけるひとり親家庭等支援団体の行う見守り事例等についてご紹介をいたします。各地における団体の実践の参考としていただければ幸いです。

※この事業は、令和4年度厚生労働省「見守り体制強化促進のための広報啓発事業」(厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課虐待防止対策推進室調整係)の補助を受け、実施しています。

見守りの背景とポイント

見守りの背景

現在、経済、教育、体験等のさまざまな格差が進行し、学校、家庭、地域などの既存の仕組みでは子どもや家庭を十分に支えきれない実態があるとされています。その中でも、特にひとり親家庭等の中には、そうした格差の影響を多分に受けやすいケースが少なくありません。格差是正のための経済支援はもとより、地域において安心できる第三者とのつながりなどを通して、子どもと家庭が安心して生きることのできる取組が求められています。

見守りのポイント

わたしたちは次の4つのポイントを踏まえ、地域における見守りを実践しています。

1.子どもの人権

子ども一人ひとりの権利(最善の利益)の具体化を実現するために行うこと

第一に、子どものおかれている状態、背景、気持ちへの十分な配慮を行うこと

2.安心・安全

家庭と支援団体(者)が互いの信頼に基づいて、丁寧に安心・安全な関係を構築すること

3.市民と専門家の連携

専門家と市民が互いの知見や専門性を生かし、適時、連携しながら活動を行うこと

4.持続性

団体に適した適正規模の活動を行い、質と持続性を担保すること

見守り事例を学ぶ

※団体名・画像をクリックすると活動詳細をご覧になれます。

  1. NPO法人LivEQuality HUB

2.  NPO法人mia forza

3.  NPO法人こどもステーション

4.  認定 NPO 法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ WACCA (わっか)

5.  NPO法人ライフサポートアゴラ

6.  認定 NPO 法人インクルいわて

7.  NPO法人クローバーの会@やまがた

8.  NPO法人さんま

9. NPO法人こどもサポートステーション・たねとしずく

10.  ひとり親パートナーズ

11.  岐阜キッズな(絆)支援室

12.  宮崎ひとり親家庭支援ネットワーク

13.   川越子ども応援パントリー

14.   一般社団法人ユガラボ

15.  認定NPO法人 STORIA

見守り事業に関する検討の経緯

●見守り体制強化促進連絡会議 第1回 2022年11月21日(月)10時〜12時

連絡会議1回目   次第(PDF)
連絡会議1回目 議事録 (PDF)
連絡会議1回目 資料1:発足について 事務局説明資料(PDF)
連絡会議1回目 資料2:NPO法人STORIA佐々木綾子氏(PDF)
連絡会議1回目 資料3:NPO法人さんま石川靜枝氏(PDF)
連絡会議1回目 資料4:東洋大学森田明美氏(PDF)

●見守り体制強化促進連絡会議 第2回 2022年12月26日(月)10時〜12時

連絡会議2回目   次第(PDF)
連絡会議2回目 議事録 (PDF)
連絡会議2回目 資料1:事務局資料(PDF)
連絡会議2回目 資料2:宮崎ひとり親家庭支援ネットワーク長友宮子氏(PDF)
連絡会議2回目 資料3:こどもサポートステーション・たねとしずく大和陽子氏(PDF)

●研修 2023年2月23日(木)10時〜12時

研修次第(PDF)
研修資料(NPO法人ムラのミライ 原康子氏)(PDF)

●シンポジウム  2023年3月18日(土)13時〜16時半

シンポジウム 次第(PDF)
シンポジウム 議事録(PDF)
シンポジウム 資料1:東洋大学名誉教授森田明美氏(PDF)
シンポジウム 資料2:宮崎ひとり親家庭支援ネットワーク長友宮子氏(PDF)
シンポジウム 資料3:NPO法人こどもステーション奥野しのぶ氏(PDF)
シンポジウム 資料4:川越子ども応援パントリー時野閏氏(PDF)