マイ・ブック・プレゼント2024冬 5035人の子どもたちに本を届けました

経済的な困難からなかなか書籍を買えないひとり親家庭の子どもたちに、自分の本を持つ喜びや、本を読む楽しさを知ってもらいたい。

そんな思いから、児童書の出版社の在庫をご提供いただき、応募者の希望を取って年齢に合った本を贈る「マイ・ブック・プレゼント」を昨年に引き続き実施しました。出版社のご協力を得て、クリスマス前に5035人の子どもたちに本を届けることができました。

認定NPO法人ハーモニーネット未来の事業をしんぐるまざあず・ふぉーらむがサポート。事後のアンケートには鳥取、愛媛を除く全国45都道府県の610人から回答がありました。

この企画に「とても満足」は70%、「満足」は28%。回答者の全員が、同じ企画があればまた応募したいと回答しました。

本を受け取られた方からの声です。

●久しぶりに子どもに読み聞かせをしてあげられるきっかけになりました。途中、娘が「この字、私の名前の字だ」と指差しました。娘が文字が読めるようになり始めたことに初めて気づき感動致しました。素敵な親子の時間を過ごすことができました。

●新品の、まったく折れのない本を受け取り、「返さなくていいの?」が最初の言葉でした。「ゆっくり読みたい時に読めるよ」と伝えましたが、早速読み進めています。自分の本が子供にとってどんなに嬉しいことなのかを実感しました。

中高生向けの本を充実させた結果、本を受け取った子ども本人からのお礼のメッセージも目立ちました。

●ちょうど受験が近づいてきているのでモチベーションを上げるためにビリギャルの関連著書をたくさん読んでいるところだったので坪田先生の本をいただけてとても嬉しかったです!じっくり読んで自分の将来を考えたり、モチベーションにしたりしたいと思います!

●素敵な本を届けてくれてありがとうございます。全然読んだことない感じの本なので楽しく読みます(^^) ボロボロになるまで読みつくします(*^^*)

●今、届けてくれた本を読んでいます。文字が大きくてとても読みやすいので嬉しいです。この本を読んでロボットに詳しくなりたいです!

スマホやゲームを離れる時間の大切さについて書かれた人もたくさんいました。

●今まで子どもがSwitchやYouTubeばかりになっていて、どう関わっていけばいいのか悩んでいました。本を受け取らせて頂き、その日から「ママ絵本読んで!」と、言ってくれる様になり、親子の時間も作れる様になりました。これを機に色んな絵本を読んでいきたいなと思います。

●子どもは本が届いたとわかると、喜びながら自分で封を開けていました。いただいた本の主人公が、たまたま、自分の学年と名前が同じで、驚いていました!これからゆっくり読んでいくようです。今の時代、ゲームやスマホなど、機械に触れることが多く、本も高くなっているのであまり買わなくなってきました。このような企画で本をいただくことができ、また子どもが普段読まないようなジャンルのものもあり、視野を広げられるようなとても良い経験になると思いました。