9月20日(日) 21日(月) ひとり親家庭サポーター養成講座 開催のお知らせ

日本のひとり親家庭の相対的貧困率は先進国で最悪となっており、ひとり親と子どもたちは様々な生きづらさを抱えています。

進みつつあるひとり親施策のもと、行政や民間での支援者がひとり親家庭の状況を理解し、有効な支援を行い、また連携していくために、この養成講座を開催します。ぜひご参加ください。


【第1回】2020年9月20日(日)

時 間内 容講 師
9:45
(開場9:30)
オリエンテーション
10:00~12:00ひとり親家庭の現状と支援
ひとり親支援施策と子育て支援
赤石 千衣子
 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長 社会福祉士
13:00~14:50ひとり親の支援
就労支援、ライフプラン、教育資金
丸山 裕代
社会福祉士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
15:00~17:00DV被害者への支援
DVやトラウマからの回復支援
西山 さつき
NPO法人レジリエンス代表理事

【第2回】2020年9月21日(月)

時 間内 容講 師
9:45~11:45
(開場9:30)
日本のひとり親に関する法律手続き
離婚時の手続き、財産分与、養育費、面会交流、親権、非婚の出産と法手続について
山崎新 弁護士
 女性のためのアイリス法律事務所
11:45~12:00ひとり親が語る「わたしたちの体験」ひとり親当事者
13:00~14:50困難をかかえる子どもへの支援土屋 佳子
 日本社会事業大学 学長室 社会福祉研修センター 客員准教授
15:00〜16:30相談事例検討赤石 千衣子
 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長 社会福祉士

新型コロナ感染予防のため、オンラインでの開催となります。

お申し込み後、参加方法をお伝えいたします。

●定員● 60人

☆受講申込み後、9月11日(金)までにお振り込み下さい

●申込方法● こちらの申込みフォームからお申込みください。  

QRコードはこちら

※フォームがご使用になれない場合は、event@single-mama.comまで、
お名前、ふりがな、郵便番号、ご住所、お電話番号 ご所属、参加日(両日、9/20のみ、9/21のみ)を明記の上お申込みください。

●締め切り● 2020年9月11日(金)

●参加費●
1日 4,000円、2日間通し 7,000円

●振込先●
三菱UFJ銀行 高田馬場駅前支店(普)4536336 
特定非営利活動法人しんぐるまざあずふぉーらむ

●受講対象●
ひとり親支援にかかわる方。母子自立支援員・女性相談員、男女共同参画センターの相談員、生活困窮者自立支援に携わる方など公的機関の相談員、教員や学校現場の方、民間相談員、FP、ひとり親の子どもの支援にかかわる方、この問題に関心のある方、当事者も受講可能です。来年度しんぐるまざあず・ふぉーらむの電話相談員(週2回)、ファシリテーターを希望される方も受講してください。

講師紹介

赤石 千衣子

非婚シングルマザー。NPO 法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長。社会保障審議会ひとり親家庭の支援施策 の在り方に関する専門委員会参考人。東京都ひとり親家庭自立支援計画第 4 期策定委員。母子自立支援員 研修、ひとり親向けセミナー講師歴多数。社会福祉士。国家資格キャリアコンサルタント。著書に『ひとり親家庭』 (岩波新書)、編著に『シングルマザー365 日サポートブック』『教育費サポートブック』などがある。

西山 さつき

全国各地で DV・トラウマからの回復について年間多数講演を行う。中学高校に出向いてのデート DV 予防啓発 や、予防啓発活動を行う支援者養成も行っている。DV・トラウマからの回復のための「こころの care 講座」は2003 年から継続して開催しており、「こころの care 講座」を全国に広めるためのファシリテーター養成研修も毎 年実施している。共著に『傷ついたあなたへ』『傷ついたあなたへ2』(梨の木舎)、『子を、親を、児童虐待から救 う―先達 32 人現場の知恵』(公職研)がある。

土屋 佳子

日本社会事業大学客員准教授・同大学専門職大学院非常勤講師、早稲田大学非常勤講師等。東京都都 立高校自立支援チーム統括スーパーバイザー(SV)、福島県等スクールソーシャルワーカー(SSW)・SV、東京都生涯学習審議会委員等。東京都清瀬市教育委員。社会福祉士。 栃木県高根沢町において、文部科学省事業が始まる前から SSW として活動。東日本大震災後は福島県 にも赴任し、学校・地域での支援活動にあたる。SSW に関する著書多数。

山崎 新

離婚・DV、セクハラ、性暴力被害など、女性からの依頼が多数。
2009 年 12 月~2016 年 12 月までクラマエ法律事務所(台東区蔵前)に所属、2017 年 1 月に「女性のため のアイリス法律事務所」を開設(吉祥寺駅徒歩 6 分)。日弁連両性の平等に関する委員会副委員長、東京弁護 士会性の平等に関する委員会元委員長、東京都男女平等参画審議会委員・配偶者暴力対策部会部会長代 理、日本労働弁護団・女性労働プロジェクトチーム、性暴力救援センターSARC 東京協力弁護士などを歴任。 これまで関わった裁判は、医学部入試における女性差別対策弁護団、夫婦別姓訴訟弁護団 七生養護学校事件(こころとからだの学習裁判)弁護団、GID 嫡出子裁判(法律上も父になりたい)弁護団など。

丸山 裕代

離婚前より経験してきた20種類以上の職業体験を活かし、女性や若者を中心としたキャリアカウン セリング、ソーシャルワークを行う。企業と行政の両方の視点から幅広いジャンルでの相談業務を行 っている。しんぐるまざあずふぉーらむでの相談員や就労支援プログラム事業に携わるほか、行政機 関、企業、大学などでの相談業務を行っている。養育費相談支援センター運営委員。 共著に「シングルマザー365 日サポートブック」がある。



●主催 NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ 

●厚生労働省令和2年度ひとり親家庭等自立促進基盤事業補助事業