5月5日 朝日新聞「天声人語」にシングルマザー調査プロジェクトの結果が紹介されました

本日5月5日の朝日新聞天声人語。先日のこどもの日に寄せて、シングルマザー調査プロジェクトの結果が紹介されました。

▼(天声人語)生活困難故に
(朝日新聞 2021年5月5日)

https://www.asahi.com/articles/DA3S14894159.htm

(一部抜粋)

・・・しかし貧困の影響は、様々に形を変えて表れている。あるNPOが母子家庭に小学生の子どもの体重の変化を尋ねる調査をしており、その結果がきのうの紙面にあった▼2回目の緊急事態宣言が出ていた今年2月には、子どもの体重が減ったという答えが東京都内の家庭の1割近くにのぼった。感染拡大で非正規労働の母親の仕事が減り、食費を削った可能性が考えられるという。影響は、ふだんの学びや遊びにも及んでいるのではないか▼社会の激変でしわ寄せを受けるのは弱い人たちである。子どもの貧困に強く光があたるようになったのは、リーマン・ショック後の不況下だった。コロナ危機は雇用のみならず、子ども食堂などの手立てにも逆風を浴びせている▼貧困が子どもたちの将来に影を落とす。それを黙認するような社会であってはならないと、こどもの日に改めて思う。