ひとり親家庭サポーター養成講座を9月16、17日に開催いたしました

今年度第1回目の「ひとり親家庭サポーター養成講座」を、東京都千代田区のちよだプラットフォームスクウェアの会場と、オンラインのハイブリッド形式で開催いたしました。

9月16日は会場30人、オンライン56人の計86人が参加。

しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子理事長が「ひとり親家庭の現状と支援」について総括的な講座を担当。

次いで、社会福祉士・産業カウンセラーの丸山裕代さんが主に就労支援・ライフプラン・教育資金の面からひとり親への支援制度などについて話しました。

NPO法人レジリエンス代表理事の西山さつきさんには、DVが被害者に与える影響や支援の留意点などについて解説していただきました。

9月17日は会場27人、オンライン49人の計76人が参加。

一般社団法人栃木県若年者支援機構代表理事の中野謙作さんが「困難を抱える子どもたちの支援」について、具体的な実例を交えて話され、会場からも活発な質問が相次ぎました。

「日本のひとり親に関する法律手続き」では弁護士の折井純さんが離婚や財産分与、養育費、非婚の時の手続きなどについてわかりやすく示しました。

合間に、シングルマザーサポート団体全国協議会による、全国各地のひとり親当事者の思いのプレゼンテーションもありました。

今回の参加者は、行政/公的機関の相談員の方やこども食堂を運営されている方など、現在ひとり親家庭の支援にかかわっている方や、将来支援者になるために勉強中の方など、多様な背景を持つ方々でした。また、オンラインで北海道から沖縄県まで全国の方にご参加いただきました。

どの講座も好評で終了後のアンケートでは、「学んだことを現場で活かしたい」「全国の仲間と話ができて力が湧いてきた」「参加者の意見が、フラットに共有される場だったのでとても勉強になりました」など、前向きなお声をたくさんいただきました。

ご参加いただきました皆さま、お疲れ様でした!

今年度、第2回は2024年2月3日、4日開催の予定です。