紅葉シーズンを前に御岳山に登ってきました

10月の親子イベントは、10月22日、東京都青梅市の御岳山(標高929メートル)へ。9世帯20人の親子が、ボランティアの付き添いで紅葉シーズン直前の景色と、都内では珍しい自然を満喫しました。

午前9時にJR御岳駅に集合し、「がんばるぞー」と円陣を組みました。バス停に人が大勢並んでいたので、ケーブルカーの滝本駅まで歩くことに。

途中、川沿いから上がるところでやや急な斜面を登りましたが、みんなまだ余裕の表情でした。

今回は登山の体力がある子どもと指定して募集し、6歳から14歳までの11人の子が3班に分かれて参加。

ケーブルカーに乗るのは初めてという子も多く、御岳山駅で降りると、顔ハメ看板でポーズ。

ビジターセンターを経由し、武蔵御岳神社へ。本殿まで300段の石段を黙々と登ります。

神社の境内には獅子舞が出ていました。邪気を払って健康になるため、子どもたちは頭を出して噛んでもらいました。

石段を降り、5分ほど歩いて長尾平へ。うっすら赤く色づいている木も見えます。

見晴らしのいいところで記念写真を撮り、家族ごとにもってきたお弁当を広げました。

分岐を下り、天狗岩方面へ。最年長のRくんは鎖を伝って、岩登り。

ボランティアスタッフが「ここから先はもののけ姫の世界だよ」と言った通り、ロックガーデンは苔むした岩や丸太の間に水が流れ、ディダラボッチが出てきそう。

子どもたちは飛び石を渡ったり、川で石切をしたり、石を積んだりと、思い思いに楽しみました。

さらに約30分歩き、綾広の滝へ。清流をバックに自撮りをパチリ。

滝の直前に案内板があり、ここまでで行程の約半分と知った大人たちは「知りたくなかった!」「えー、まだあるの!」。

一方、子どもたちは元気いっぱい。中でも体力がもつのか心配された6歳の子が、終始先頭を歩き、集団をひっぱりました。

午後4時に、ケーブルカーの滝本駅で解散。大人は足がパンパンですが、子どもたちはまだまだ行けそうでした。恐るべし。

参加された方の声です。

「初対面にも関わらず、皆さんが優しくフレンドリーに接してくださったので、とてもとても楽しそうでした。行きはともかく、下山の頃の体力を、少し心配していましたが、ずっとハイペースに張り切っていて親の方がびっくりしました。親子2人でだとやはり険しい山道だなと思うところもあったので、参加させていただいて、安心して楽しめました。ありがとうございました」

「昨日は大変お世話になりありがとうございました!皆様とても親切にしてくださり、いつも子供だけになってしまう写真も積極的に撮ってくださり心から感謝申し上げます!登山はよくするのですが、2人だけで登るのと大勢でワイワイ登るのとはまた違った楽しさがありとても楽しかったです♪ずっと御岳山に登ってみたいなと思っていたのですが、遠いのと不慣れな山なのでなかなか登れずにいました。今回登れて、コースの感じや難易度など体感できたので今度は2人でも登ってみたいと思います!とても良い思い出ができました!」

春の高尾山、秋の御岳山。恒例の親子イベントになりそうですね!