1月28日・29日「 ひとり親家庭サポーター養成講座」 開催のお知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大が長引く中、物価高騰の影響を受けて、ひとり親家庭の状況はさらに厳しさを増しています。行政や民間の支援者が、様々な生きづらさを抱えるひとり親と子どもたちの状況を理解し、有効な施策を実行していくために「ひとり親家庭サポーター養成講座」を開催します。
進みつつあるひとり親施策のもと、行政や民間での支援者がひとり親家庭の状況を理解し、有効な支援を行い、また連携していくために、この養成講座をオンラインで開催します。ぜひ、ご参加ください。
【第1回】2023年1月28日(土)9:45(開場9:30)~17:00
時 間 | 内 容 | 講 師 |
9:45 (開場9:30) | オリエンテーション | |
10:00~12:00 | ひとり親家庭の現状と支援 ひとり親支援施策と子育て支援 | 赤石 千衣子 認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長/社会福祉士 |
13:00~14:50 | ひとり親の支援 就労支援、ライフプラン、教育資金 | 丸山 裕代 社会福祉士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント |
15:00~17:00 | DV被害者への支援 DVやトラウマからの回復支援 | 西山 さつき NPO法人レジリエンス代表理事 |
【第2回】2023年1月29日(日)9:45(開場9:30)~16:30
時 間 | 内 容 | 講 師 |
9:45~11:45 (開場9:30) | 困難を抱える子どもたちへの支援 ‐子育てをどう支えるか?‐ 困難をかかえる親子への寄り添い方 | 高祖 常子 認定NPO法人児童虐待防止 全国ネットワーク理事 |
11:45~12:00 | ひとり親が語る 「わたしたちの体験」 | ひとり親当事者 |
13:00~14:50 | 日本のひとり親に関する法律手続き 離婚時の手続き、財産分与、養育費、面会交流、親権、非婚の出産と法手続きについて | 山﨑 新 弁護士 |
15:00〜16:30 | ワークショップ | 赤石 千衣子 認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長/社会福祉士 |
●新型コロナ感染予防のため、Zoomによるオンライン開催となります。
お申し込み後、参加方法をお伝えいたします。
●定員● 60人
●申込方法● こちらのページ(peatix)より参加チケットをお申込みください。
※peatixをご利用になれない方は、event@single-mama.com まで、お問い合わせください。
なお、お問い合わせのメールには
「ひとり親家庭サポーター養成講座の件(お名前)」とタイトルをご記載ください。
QRコードはこちら
●締め切り● 2023年1月20日(金)
●参加費●
1日 4,000円、2日間通し 7,000円
●受講対象●
ひとり親支援にかかわる方。母子自立支援員・女性相談員、男女共同参画センターの相談員、生活困窮者自立支援に携わる方など公的機関の相談員、教員や学校現場の方、民間相談員、FP、ひとり親の子どもの支援にかかわる方、この問題に関心のある方、当事者も受講可能です。
講師紹介
赤石 千衣子
非婚シングルマザー。認定NPO 法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長。社会保障審議会ひとり親家庭の支援施策の在り方に関する専門委員会参考人。東京都ひとり親家庭自立支援計画第4期策定委員。法制審議会委員。シングルマザーサポート団体全国協議会代表。母子自立支援員研修、ひとり親向けセミナー講師歴多数。社会福祉士。国家資格キャリアコンサルタント。著書に『ひとり親家庭』(岩波新書)、編著に『シングルマザー365日サポートブック』『教育費サポートブック』などがある。
西山 さつき
全国各地で DV・トラウマからの回復について年間多数講演を行う。中学高校に出向いてのデート DV 予防啓発 や、予防啓発活動を行う支援者養成も行っている。DV・トラウマからの回復のための「こころの care 講座」は2003 年から継続して開催しており、「こころの care 講座」を全国に広めるためのファシリテーター養成研修も毎 年実施している。共著に『傷ついたあなたへ』『傷ついたあなたへ2』(梨の木舎)、『子を、親を、児童虐待から救 う―先達 32 人現場の知恵』(公職研)がある。
高祖 常子
NPO法人児童虐待防止全国ネットワーク理事。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。リクルートで学校・企業情報誌の編集にたずさわったのち、育児情報誌miku編集長に就任し14年間活躍。「体罰等によらない子育ての推進に関する検討会」(厚生労働省2019年度)でガイドライン策定委員、「就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針に関する有識者懇談会」委員(内閣官房こども家庭庁設立準備室2022年度)ほか、国や行政の委員を歴任。子育てと働き方などを中心とした編集・執筆ほか、全国で講演を行っている。著書は『感情的にならない子育て』(かんき出版)ほか。3児の母。
山崎 新
離婚・DV、セクハラ、性暴力被害など、女性からの依頼が多数。
2009年12月~2016年12月までクラマエ法律事務所(台東区蔵前)に所属、2017年1月に「女性のためのアイリス法律事務所」を開設(吉祥寺駅徒歩6分)。日弁連両性の平等に関する委員会副委員長、東京弁護士会性の平等に関する委員会元委員長、東京都男女平等参画審議会委員・配偶者暴力対策部会部会長代理、日本労働弁護団・女性労働プロジェクトチーム、性暴力救援センターSARC東京協力弁護士などを歴任。これまで関わった裁判は、医学部入試における女性差別対策弁護団、夫婦別姓訴訟弁護団、七生養護学校事件(こころとからだの学習裁判)弁護団、GID嫡出子裁判(法律上も父になりたい)弁護団など。
丸山 裕代
認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむに2000年より参画。団体の企画、運営、研修、相談事業などに携わる。現在は公共機関での女性・若者のキャリアコンサルタント、自治体での犯罪被害者の専門相談員、離婚前後の専門相談員、企業のメンタルヘルスカウンセラー、研修講師など様々なフィールドで活動中。元特別区母子父子自立支援員・婦人相談員。共著に「シングルマザー365日サポートブック」社会福祉士/キャリアコンサルタント/公認心理師/産業カウンセラー/日本心理学会認定心理士 ハルニレ相談室 代表。
●主催 認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
●厚生労働省令和4年度ひとり親家庭等自立促進基盤事業補助事業