9月24日・25日「 ひとり親家庭サポーター養成講座」 開催のお知らせ

コロナ禍および物価高により日本のひとり親家庭の状況はさらに厳しさを増しています。

日本のひとり親家庭の相対的貧困率は先進国で最悪となっており、ひとり親と子どもたちは様々な生きづらさを抱えています。
進みつつあるひとり親施策のもと、行政や民間での支援者がひとり親家庭の状況を理解し、有効な支援を行い、また連携していくために、この養成講座をオンラインで開催します。ぜひ、ご参加ください。


【第1回】2022年9月24日(土)9:45(開場9:30)~17:00

時 間内 容講 師
9:45
(開場9:30)
オリエンテーション
10:00~12:00ひとり親家庭の現状と支援
ひとり親支援施策と子育て支援
赤石 千衣子
認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長/社会福祉士
13:00~14:50ひとり親の支援
就労支援、ライフプラン、教育資金
丸山 裕代
社会福祉士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
15:00~17:00DV被害者への支援
DVやトラウマからの回復支援
西山 さつき
NPO法人レジリエンス代表理事

【第2回】2022年9月25日(日)9:45(開場9:30)~16:30

時 間内 容講 師
9:45~11:45
(開場9:30)
困難を抱える子どもたちへの支援黒光さおり
スクールソーシャルワーカー/厚生労働省ヤングケアラー実態調査委員/公認心理師
11:45~12:00ひとり親が語る
「わたしたちの体験」
ひとり親当事者
13:00~14:50日本のひとり親に関する法律手続き 
離婚時の手続き、財産分与、養育費、面会交流、親権、非婚の出産と法手続きについて
金澄 道子 弁護士
15:00〜16:30ワークショップ赤石 千衣子
認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長/社会福祉士

新型コロナ感染予防のため、Zoomによるオンライン開催となります。

お申し込み後、参加方法をお伝えいたします。

●定員● 60人

●申込方法● こちらのページ(peatex)より参加チケットをお申込みください。 

※peatixをご利用になれない方は、event@single-mama.com まで、お問い合わせください。

QRコードはこちら

●締め切り● 2020年9月16日(金)

●参加費●
1日 4,000円、2日間通し 7,000円
☆受講申込み後、9月16日(金)までにお振込み下さい。

●受講対象●
ひとり親支援にかかわる方。母子自立支援員・女性相談員、男女共同参画センターの相談員、生活困窮者自立支援に携わる方など公的機関の相談員、教員や学校現場の方、民間相談員、FP、ひとり親の子どもの支援にかかわる方、この問題に関心のある方、当事者も受講可能です。来年度しんぐるまざあず・ふぉーらむの電話相談員(週2回)、ファシリテーターを希望される方も受講してください。

講師紹介

赤石 千衣子

非婚シングルマザー。認定NPO 法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長。社会保障審議会ひとり親家庭の支援施策の在り方に関する専門委員会参考人。東京都ひとり親家庭自立支援計画第4期策定委員。法制審議会委員。シングルマザーサポート団体全国協議会代表。母子自立支援員研修、ひとり親向けセミナー講師歴多数。社会福祉士。国家資格キャリアコンサルタント。著書に『ひとり親家庭』(岩波新書)、編著に『シングルマザー365日サポートブック』『教育費サポートブック』などがある。

西山 さつき

全国各地で DV・トラウマからの回復について年間多数講演を行う。中学高校に出向いてのデート DV 予防啓発 や、予防啓発活動を行う支援者養成も行っている。DV・トラウマからの回復のための「こころの care 講座」は2003 年から継続して開催しており、「こころの care 講座」を全国に広めるためのファシリテーター養成研修も毎 年実施している。共著に『傷ついたあなたへ』『傷ついたあなたへ2』(梨の木舎)、『子を、親を、児童虐待から救 う―先達 32 人現場の知恵』(公職研)がある。

黒光 さおり

スクールソーシャルワーカー、厚生労働省ヤングケアラー実態調査委員、公認心理師。14年間の生活保護ケースワーカーを経て、現在は、尼崎市を中心に、小中学校および兵庫県立湊川高等学校、兵庫県立青雲高校でスクールソーシャルワーカー、キャンパスカウンセラーとして勤務。小中学生・高校生のヤングケアラーを含む児童生徒への支援に従事している。尼崎ティーンズ応援ネットワークを立ち上げ、尼崎市内でヤングケアラー当事者会を主催。ヤングケアラー支援のあり方について、現場や当事者の思いを伝えるため、各地で講演活動を行っている。他に神戸市内で子ども食堂の立ち上げ、今年度は学習支援を立ち上げ、子どもが作って大人が代金を支払って食べるおとな食堂の企画を進めている。

金澄 道子

離婚をはじめとした家庭内の事件、相続などの親族関係の事件を中心に30年にわたり仕事をしてきました。

日弁連の両性の平等に関する委員会委員長、川崎市男女平等推進審議会会長、日本女性法律家協会副会長など、女性や弱者の立場からの活動や、東京家庭裁判所非常勤裁判官の経験から第三者の立場からの視点も大切にしています。今は、民法をはじめとした法律が大きく変わろうとしている時代です。一緒に勉強しましょう。


丸山 裕代

離婚前より経験してきた20種類以上の職業体験を活かし、女性や若者を中心としたキャリアカウンセリング、ソーシャルワークを行う。企業と行政の両方の視点から幅広いジャンルでの相談業務を行っている。しんぐるまざあず・ふぉーらむでの相談員や就労支援プログラム事業に携わるほか、行政機関、企業、大学などでの相談業務を行っている。養育費相談支援センター運営委員。 共著に「シングルマザー365 日サポートブック」がある。



●主催 認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ 

●厚生労働省令和4年度ひとり親家庭等自立促進基盤事業補助事業