秋の訪れとともにアンデルセン公園へ 11組の親子がアスレチックやじゃぶじゃぶ池を楽しみました

猛暑が収まり、夏から秋へと劇的に季節が切り替わった9月24日の日曜日、しんぐるまざあず・ふぉーらむの親子イベントで、千葉県船橋市のふなばしアンデルセン公園に出かけました。11組27人の親子が参加し、青空の下でアスレチックや水遊びを楽しみました。

まずは、子ども美術館でワークショップに参加しました。透明なビニールバッグに色とりどりのシールを好きな形に切って貼り、自分だけのオリジナルバッグを作りました。

最初は何を描こうか考えていた子どもたちも、だんだんノリノリに。白と赤のシールを長方形に貼っていた男の子は「これは、こまち!」。次に白と緑を貼り合わせ、間にピンクの帯を入れ「はやぶさ!」。なんと新幹線!

別の男の子は白、黒、赤のシールを切り貼りして、パトカーと消防車を作っていました。

茶色のシールで木の枝を表現し、黒の油性ペンで本物そっくりのクワガタを書いた子も。個性的!

ワークショップ後はいざ、自然の中へ。縄と丸太を組み合わせたアスレチックにチャレンジし、体を思いっきり動かしました。

昆虫好きの男の子たちは、カマキリやカメムシを見つけては捕まえてポリ袋に入れ、先ほど作ったオリジナルバッグに収納。

まだ青いドングリを拾ったり、キノコを指でつついたり、木に登ったりと、年齢に応じて思い思いに遊んでいました。

管弦楽のポップスコンサートが開かれていたイベント広場で、お弁当を食べてまったりした後、午後の活動へ。

アルキメデスの泉(通称・じゃぶじゃぶ池)は噴水が沸き、子どもの腰ぐらいの高さまで水があります。

この日の最高気温は21度とやや肌寒く、最初は池での遊びはやめようか、と話していたのですが、ちょうど日が差してきたこともあり、有志で水遊びをすることになりました。水着に着替えたボランティアさんに思い切り水をかけたり、一緒に噴水まで走ったり。自分で足を踏んで動かす水車も大人気でした。


高学年の男の子たちはトランポリンに似た遊具「ワンパクボール島」で追いかけっこ。

後半は再びカマキリを探しに森へ。お母さん同士は中学校の制服や塾についての情報交換で盛り上がっていました。

参加されたお母さんたちからの声です。

「捕まえたカマキリをきっかけに色んな子と仲良くなれたみたいで良かったです。いつも近所の同じ子とばかり遊んでいるので、刺激になって良かったです」

「バッグ作りやじゃぶじゃぶ池、アスレチックなどとても充実しており、ボランティアさんからたくさんお声かけがあり大変助かりました」

大きな子から小さな子へ、そして時々小さな子から大きな子へ。

自然の中での発見や知識をシェアする様子がたくさん見られた親子イベントでした。