ひとり親家庭をサポートする全国ネットワーク

【1周年記念報告会】コロナに苦しむひとり親のための政策提言「緊急小口資金の運用について・学校給食の準要保護家庭への支援が実現」しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西/山口絹子さん

緊急小口資金の運用について・学校給食の準要保護家庭への支援が実現

しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西/山口絹子さん

メールや電話で相談を受ける中で、仕事を辞めたので経済的に困ってしまいお金を貸してくれるところを紹介してほしいと言う声などがありました。

お住まいの自治体でどういうサポートを受けていらっしゃるかと言う事をお聞きして、緊急小口貸付資金についてお伝えをしました。

「社会福祉協議会や郵便局の窓口、労金の窓口で手続きをします」とお伝えしたら、「社会福祉協議会って何?、どこにあるの?」と言う話もあったので、同行支援をしたり電話で社会福祉協議会とのやりとりをサポートしたりしました。

生活保護は最後のセーフティーネットと言われていて、緊急小口貸付資金と言うのは最後から2番目のセーフティーネットと言われてるんですけれど、自治体間で貸すときの手続きの格差があるというのが、よく分かりました。

厚生労働省は通達で、本当にお困りの方にきちんと貸すために、手続きの煩わしさを負担に感じさせないように、例えば、返還時に、非課税世帯の場合は償還免除をするように言われているんですが、そういったことをきっちりと手続きの書類に記述されてないところもありました。

もうひとつは、学校給食の準養護家庭の支援について。

休校で給食がなくなってしまい、家庭での食費がかかるようになり、文部科学省では、生活保護家庭には支援をするように通達を出しているのですが、準養保護家庭にも給食費の補助を出すように、各市取り組んでいらっしゃいます。

兵庫県西宮市では、議員さんが動いてくださってそれが実現しました。

以上です。