新型コロナによる一斉休校などで生活にお困りのひとり親家庭1100世帯に、お米をお送りしました

3月2日から一斉休校に入り、給食がなくなり子どもたちのお弁当を毎日作り、昼食用意し、食費がかさんでいます。

今回のお米の緊急支援はカタログハウスと朝日新聞厚生文化事業団のご寄付、また、シングルマザーサポート団体全国協議会の各団体のご協力で実現いたしました。

3月10日から当しんぐるまざあず・ふぉーらむのメールマガジンと全国協議会の団体を通じで送付希望を募り、3月20日~22日の連休中に各家庭にお米5kgを送付しました。北海道、沖縄についても地元の業者から発送することで予定通り連休中にお届けすることができました。

また、各地の全国協議会には50kg~100kgをまとめてお送りし、各家庭に配布していただきました。

 受け取られた方々からは、
「かさむ食費の節約になる」
「米を買う予定だったお金で他の食品が買える」
「一日2食にしていたが、また3食にできる」
「雑炊ではなくて普通に炊いたご飯が食べられる」
「店頭から米が消えていたが現物で送ってもらえて安心した」
など、一斉休校や休業によりいっそう厳しさを増した暮らしぶりを訴える報告と休校から2週間での支援、食生活の要となるお米の現物送付に対する感謝の言葉が見られました。

 お米の支援を受けたことで、経済的な助けとなっただけではなく、「心があたたまった」「ひとりじゃないんだ」「心も余裕をもつことができた」と精神的な助けを感じたと書かれている方も多くみられました。

 3月27日現在、320世帯の親子からメッセージが届いており、お米を受け取ったお子さんの写真やお子さんが描いてくれた絵なども添えられています。

 ご協力に心より感謝申し上げます。

【お米を受け取られた方からのご感想・メッセージ】

★ お米がいっぱいある!じゃあ、雑炊じゃなくて良いねー♪と喜んでいました。(いつもお米が少なくなってくると、嵩ましのために、雑炊やお粥の頻度が高くなるので…)今回は、お米を買う予定だったお金で、果物を買おうと思います。


★私の職場は休業補償無しなので来月の収入は0円どころか社会保険分マイナスで…貴重なお米をいただきありがとうございます。お米さえあれば食事は工夫でなんとか乗り切ります。


★子どもたちも親の負担を感じていたようなので、お米を見て顔が明るくなりました。週末は食料の買い出しをしていて重いし、金銭的にもつらかったです。諦めずに生きていきます。


★頼れる身内もいないので、コロナの怖さとこれからの子どもたちとの生活をマイナスに考える日々が続いていましたが、今回の支援をいただき、ひとりぼっちじゃないんだって感じる事ができ、気持ちが少し楽になりました。


★パート先で雇い止めになり失業中な上、休校で毎日退屈で喧嘩ばかりしている子どもたち。こちらもストレス限界ですが、一人じゃない、支えてくださる方がいると思うと前向きになれます。


★子どもが【お金かかるから】と、朝ごはんを抜くようになってしまいました。今回、お米をお願いしたこと、お前のために届いたと伝えるとホッとした様子でした。高校生ともなると、色々と考えてしまうようです……


★コロナウィルスの影響でスーパーから一時お米が消えてしまいました。また、騒動により便乗値上げもされていて、わたしたちひとり親世帯には死活問題です。お米をいただけるとメールがあったときには、心底ほっとしました。


★何はともあれ仕事に出るために「お昼はご飯にカレーをチンして食べておいて!」とか、「納豆ご飯たべてて!」というためにも、炊飯器を満たしておくのは必須。感謝いたします。


★突然の休校で仕事のサイクルも変えざるを得ず、お金も自分の元気も出ていく一方で気持ちは鬱蒼とするばかり…。送っていただいたお米で気持ちも救われました。


★学校が急に休みになり、子どもも食べ盛りのため食費もかさみ、それに加えて下の子の入学準備でお金も出ていき、1日2食で子どもと過ごしておりました。お米が届き休みの間子どもたちにまた、3食食べさせてあげることが出来ます。本当にありがとうございました。