「はじめてのクラシック」にご招待 30組の親子が音楽鑑賞を楽しみました

7月25日、サントリーホールで開かれたコンサート「はじめてのクラシック」に、しんぐるまざあず・ふぉーらむ会員の親子30組が参加し、音楽鑑賞を楽しみました。大和証券グループさまからの無料ご招待です。

毎年夏に開催しており、今年で18回目。指揮者は小林研一郎さん。副題に「中学生・高校生のために」とあり、三枝成彰さん作曲の「交響組曲Zガンダム」より「Zガンダムのテーマ」、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より「メイン・タイトル」など、子どもが親しみやすいプログラムでした。

ハイドンのトランペット協奏曲、チャイコフスキーの交響曲第4番などクラシックの名曲の演奏もありました。また、トランペットのソロを中学3年生の児玉隼人さんが務めました。

参加された方たちの声

・素晴らしい演奏でした! 最高齢の指揮者の方の姿を間近で観ることができて、とても感動しました。中学生のトランペットの方も子どもと数年しか変わらないのに、とてもしっかりされていて素晴らしかったです。楽団の方々の演奏もご招待で聴いてしまうのが申し訳ないくらいの内容でした。クラシックは身近ではなかったため、ガンダムという親しみやすいアニメの内容や、パンフレットを子ども向けにしてくださっていて、ありがたかったです。子どもはガンダムの曲が一番気に入っていました。素晴らしい機会をご提供してくださいましたしんぐるまざあず・ふぉーらむ様、スポンサーの方々にも感謝しております。

・この度は貴重な機会に参加させていただき誠にありがとうございました! 娘にはてんかんの持病があるので、誤解や偏見も多く経験しており、体験活動や学校行事や部活なども全然参加させてもらえず、本人はそれらも受け入れがたく、今回一緒に参加できたことは親子の大切な思い出になりました。 感謝の気持ちでいっぱいです! 母親の私自身、ひとり親で身体障碍のある貧困家庭で育ったので、もちろんサントリーホールははじめてでした。中学生の時、社会科の先生が「大人になったらいつかサントリーホールで生演奏を聴いてほしい」と言っていたことをずっと覚えており、夢が叶って嬉しかったです。 演奏途中では感動のあまり泣いてしまいました。

・児玉隼人さん、15歳という若さでありながら、堂々としたトランペットの演奏に感動したのはもちろん、北海道旭川市の田舎でYouTubeでの独学から今に至ったという経歴に、今の時代ならではの可能性を感じました。東京フィルハーモニー管弦楽団の一流の演奏、音色の美しさや団結力に親子ともに心から感動しました。



しんぐるまざあず・ふぉーらむの親子イベントはこれまで野外活動が多かったのですが、文化系の催しのニーズも高いことがわかりました。8月にもコンサートのご招待があります。親にも子にも、「文化の夏」になるといいですね。

(写真提供:メイコーポレーション)