朝日新聞 8月15日号の社説で、しんぐるまざあず・ふぉーらむの活動について、言及していただきました

朝日新聞 8月15日号の社説で、しんぐるまざあず・ふぉーらむがコロナ禍のひとり親の状況について行った調査について、言及していただきました

(社説)戦後76年の夏 問われ続ける主権者の覚悟

(朝日新聞 2021年8月15日 5時00分)


 国の内外の人々に大きな苦難をもたらした第2次大戦の終わりから、76年になる。

 戦後の日本が憲法を手にめざしたのは、国民が主権を行使し、個人が等しく尊重される社会の実現だった。だが不平等はさまざまな形で残り、新たな矛盾も生み出されている。

 昨年来のコロナ禍の下で迎えた8月15日。個人の幸せの実現のために国家があることを確認し、一人ひとりが自律的に社会に関わっていくことの大切さを改めて考える機会としたい。


(中略)


■平等なしに平和なし


 復権後に参院議員をおよそ25年務めた市川が死去して、ちょうど40年。戦後の改革で法律や制度の民主化が図られたが、めざした社会の実現は遠い。

 女性の国会議員は全体の15%に満たない。家父長制は廃止されても、それに由来し、世界に類を見ない夫婦同姓を強制する法律は引き継がれたままだ。性別に基づく役割分業論も、ことあるごとに姿を現す。

 男女の問題に限らない。社会的な地位、障害の有無、性的指向、民族の違いなどによる不平等や格差が歴然とある。

 コロナ禍はその現実を浮き彫りにした。例えば、ひとり親をとりまく課題に向き合うNPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の調査では、非正規労働者が調整弁に使われ、雇用や収入などで大きな不利益を受けている様子が見て取れる。ところが政治はそうした声をすくい上げる機能を欠き、十分な支援策を打ち出せていない。

「こんなはずではなかった…(後略)

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https://www.asahi.com/articles/DA3S15011275.html?