レスパイト(休息)デイズの思い出

新入学お祝い金事業2019は、昨年よりも人数も増えただけでなく、「被災」の特別枠がありました。西日本豪雨災害の被災地広島県の子どもたち27人への支援をワールドビジョンさんとの協働事業として行いました。

また、福島銀行さんの寄付により、福島の子どもたち30人+14人、総計44人をご支援しました。

実は、しんぐるまざあず・ふぉーらむは、東日本大震災の直後に、オックスファムジャパンの資金を得て、しんぐるまざあず・ふぉーらむ・福島と協力して福島の母子の支援を行い、2度にわたり、レスパイト(休息)デイズというお泊りでの避難を(関東と山梨で)していたんです。バスを仕立ててきてくれたみんなが、緊張した面持ちだったのが本当に笑顔になっていったのを思い出します。

入学お祝い金2019を受け取った名簿を見ていたときに、あのレスパイトに来てくれていた子どもさんの名まえを発見しました。8年たって大きくなって高校生になるなんて!

あのとき、放射能の心配で外に出ることもままならない福島から緑ゆたかなところで、子どもたちには外で遊んでもらい、ママたちにはアロマセラピーや、美容師さんのカットや絵を描くワークショップや、お気持ちを語り合う時間をつくり、なによりママたちに子ども抜き(ここがミソです)でカフェで一服してもらうなど休息をしてもらった2泊3日でした。

またこうして微力ではありますが、福島の子どもたちを応援できたことをほんとうにうれしく思いました。

福島銀行さんは、このために特別に預金を集め、その利益の一部を寄付くださっております。
わたしたちのプラットフォームを使うことで、支援が行える、そういうことができたのもうれしいことです。

※写真は2011年埼玉と山梨で行ったレスパイトデイズのときの写真です

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