教育費サポートブック発刊記念セミナー 不登校の子どもの進学について体験談を共有
子どもの教育費をどうやって準備するの?
ひとり親の悩みに答えるしんぐるまざあず・ふぉーらむの「教育費サポートブック2024年版」の発刊を記念して、10月20日、オンラインセミナーが開かれました。
講師は1級ファイナンシャルプランニング技能士の中島智美さん。中島さんは、自身が子どもが5歳と3歳の時に離婚をしたシングルマザー当事者。現在は社会人となった子どもたちの教育費に悩み、ダブルワークや資格取得で生活をつないできた経験があります。
そんな経験をたっぷり入れて、具体的に「児童手当を毎月1万円ずつ貯めて、進学のタイミングで使う」シミュレーションや、資格が取れる私立高への進学、奨学金の上手な利用法などをわかりやすく解説。
お金のことばかりに汲々としてはしんどくなってしまいます。中島さんのお話の最後にあった「子育てはいつかゴールが来ます。今のうちに楽しんで経験していただけたら」「子どもは思うようには育たないので、まずはお母さんが元気でいてくださいね」という言葉が明るく響きました。
ついで3人のシングルマザーが、不登校の子どもの高校進学について経験談をお話してくださいました。
3人のお子さんの進学先は通信制高校、S高、都立のエンカレッジスクールとそれぞれ違います。東京都の受験生チャレンジ費用、調布市の子ども若者サポート資金など給付金を利用された方もいました。
「高校は生き生き楽しそうに通っています」「子どもと一緒に死んじゃおうかと考えたこともあったが、スクールカウンセラーに助けてもらった」などの体験は、今悩んでいる人にもきっと参考になったことでしょう。
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詳細は、『教育費サポートブック』<2024年版> をご覧ください。