若洲海浜公園で海釣りを楽しみました。ボウズ(釣果なし)でも楽しかった!

今年度初の親子イベントは大人気の海釣り!
4月19日、東京都江東区の若洲海浜公園に行ってきました。
今年度も、ひとり親や外国籍の子どもたちにアウトドア活動を提供する「オレンジフラッグ」のご協力で、月1回のペースで開催します。
13組32人の親子が参加しました。
この日の東京は最高気温29度。海浜公園は日差しを遮るものがないため、日焼け止めや帽子、日よけのテントを準備して臨みました。
釣り竿を借りる場所で、簡単な釣り方のレクチャーを受けました。

小さな擬餌針がいくつもついた糸を使うサビキ釣りで、エサは撒き餌。あまり遠くに投げず、桟橋からポチャンと海に糸を落とす感じで、竿の先をゆっくりと上下に動かし、魚がかかるのを待ちます。
現在釣れている魚種を記した看板には「コノシロ、サッパ、カサゴ、スズキ」などと書かれていて、期待が高まります。

午前中は、ビギナーズラックでコノシロを釣ったお母さんが2人。子どもたちは「え、動いてる!」「触れない!!」と大騒ぎをしながら、魚と一緒に記念撮影。かなり大きなサイズだったので、針を外すのに苦労し、指がウロコだらけになりました。こんなにたくさんのウロコを見るのも初めての体験です。

この日は湾内に魚が入ってきていないためか、周囲の釣り人も苦戦していて、釣れないのは自分たちだけじゃないという妙な安心感もあり、まったりと待つことにしました。
お昼ご飯をはさんで午後も釣り。小さなサイズのサッパが針にひっかかっていた子が数人いましたが、魚がかかったという手応えはさっぱりありません。

そのうちに子どもたちが発案して、釣り竿を持ったまま、しりとりを始めました。今回のボランティアは中国人留学生が多かったので日本語の語彙力は伯仲。「負けたら変顔をする」というルールも子どもたちが決めて、盛り上がりました。
お母さん同士もじっと待つ間におしゃべりができ、息抜きになったようでした。

【参加された方の声】
〇やっと実現した念願の釣りなのでとても楽しみにしておりました。ビギナーズラックで1匹釣れて持ち帰ることができとても喜んでいます。ボランティアのお兄さんとも楽しく過ごすことができ、楽しかったそうです。午後も小魚がおまけで釣れて楽しめました。
〇2人とも「すっごく楽しかったからまた行きたい」と言ってます。娘はすっごい大きい魚釣れそうだったから悔しくてリベンジしたいそうです。
〇1匹も釣れなかったですが、お昼食べ終わったら早く釣りに行きたいとやる気に満ちていて、最後まで飽きることなく釣りを楽しんいました。からまった釣り糸が上手くほどけたり、上手く釣り糸を垂らしたり、魚を釣り上げる以外のことが上手くできるようになったことが自信に繋がったようです。また、大勢の仲間と一緒に釣りができたことが何より楽しかったようです。貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
〇ボランティアの方がスマホの翻訳や英語で応援してくれて、すごく嬉しかったと言ってました。頑張っている姿が印象的でした。
〇外に出かけることは負担の方が大きいイメージだったのですが、外で過ごすことで、家族の会話が増えたり、子どもの笑顔がたくさん見れたり、親自身もリラックスできたりしたので、今後もこういう素敵なイベントがあったら、積極的に利用させて頂きたいと思いました。