「だいじょうぶだよ!基金」第六次募集 -ひとり親家庭支援事業助成要綱

貧困率が高く、平時から余裕のない生活をしているひとり親世帯は、新型コロナの長期的な影響や、物価の高騰により困窮が長期化しています。当団体の食料支援対象者へのアンケートでは経済的な理由でお米を買えなかった経験のある者が65%にのぼっています。

しかし、ひとり親世帯への支援団体にも長期化する支援のために疲れが見えてきています。

そこで、ひとり親家庭を支援する団体へ助成する事業「だいじょうぶだよ!基金」の第六次募集では、全国各地でひとり親世帯を支援する団体に対する助成を行い、団体の成長を促すとともに、ひとり親と子どもたちが全国で持続的に支援が受けられる体制をめざします。
今回は、食料支援だけでなく、多様な取り組みを歓迎します。

ひとり親家庭支援のさまざまな活動のために、応募いただき、地域のひとり親へ支援を届けていただきたいと思います。

「だいじょうぶだよ!基金」
ひとり親家庭支援事業助成要綱
第六次募集

1.趣旨

貧困率が50%程度と高く、平時から余裕のない生活をしているひとり親世帯は、新型コロナの長期的な影響や、物価の高騰により困窮が長期化している。シングルマザー調査プロジェクトによると「クリスマスと年末年始に何もできない」と答えた親の割合は2022年11月調査では約7割となっています。

しかしコロナ期のひとり親世帯への支援団体にも長期化する支援のために疲れが見えてきています。さらにひとり親世帯など低所得者世帯は、物価高に苦しんでいます。

そこで全国各地でひとり親世帯を支援する団体に対する助成を行い、ひとり親と子どもたちが全国で持続的に支援が受けられる体制をめざします。

2.助成金額 

 第六次 1団体 50万円から100万円 15団体を想定 総額 1,500万円

3.実施主体

認定特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ

4.対象となる団体・条件

• ひとり親支援事業を行っている団体(任意団体を含む)。

• 活動実績が1年以上の団体。

• 政治活動、宗教活動、営利を目的としないこと。
※シングルマザーサポート団体全国協議会の参加団体であることは問いません。

• 法人格をもたない団体の場合、直接に支援を受ける人が 50人以上で、 会則、定款、またはこれに相当する規約などがあること。

• 金銭を管理できる態勢を作り、プロジェクトの記録を保存し成果の報告ができること。

• 助成事業の実施にあたり、当該事業の案内や開催要項などに必ず「認定NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ だいじょうぶだよ!基金助成事業」と記載いただくこと、および団体名称 (ロゴ等含む)

• 助成事業名を、認定NPO 法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ だいじょうぶだよ!基金ホームページで公開、ならびに報告書の提出・事業成果の公表に同意していただけること。

• 助成期間終了後も事業継続の意思があること。

• 助成事業後のオンラインの意見交換会に出席のこと。

• 助成額が前年の総事業費の4分の1以下であること。

5.助成対象事業

• ひとり親世帯対象の相談事業
• ひとり親世帯対象の親への就労支援事業
• ひとり親世帯の親対象のセミナー事業
• ひとり親世帯対象の見守り支援事業
• ひとり親世帯対象の保育支援事業
• そのほかの目的に合致する支援事業

 ※助成対象団体自らが実施する事業について助成を行う。
 ※公序良俗に反する活動については支援しない。
 ※食料支援に特化していないこと。   

例)
i 困難をかかえるひとり親世帯への相談支援、同行支援、つなぎ支援
ii 支援の基盤整備(管理システムの導入ほか)
iii ひとり親家庭の親子の交流会事業、オンラインでの交流事業

6.募集

第六次募集 8月8日~8月31日

申請書等別途決める必要書類を提出し、外部委員を含む選考委員会を開催し選考する。
選考後すみやかに助成金を送付する。

7.助成対象項目

事業に必要な人件費、謝金、物品費、消耗品費、使用料、送料通信費、その他とする。

全体の15%を上限に団体の管理費として計上することができる。

8.事業実施期間

第六次募集 2023年10月1日〜2024年3月31日

 事業終了後 2週間以内に報告書を提出してください。

9.申請方法

 団体HP内の申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、下記の要領で申請してください。

〈1〉申請フォームに必要事項を入力し、送信してください。

申請フォーム

〈2〉下記必要書類をすべて準備し、メール添付にて送信してください。

  ①収支計画書(こちらからダウンロードして作成してください)
  ②振込先口座の通帳2頁目(振込先情報がすべてわかる部分)のコピー
  ③団体の会則、定款、規約等
  ④直近年度の事業報告書
  ⑤直近年度決算資料

申請書(収支計画書)

●添付書類送信宛先・問い合わせ先

メール表題に団体名を明記してください。

 例) 【◯◯◯の会】だいじょうぶだよ!基金助成申請

E-mail: josei@single-mama.com