アンデルセン公園で水遊び 7月の親子イベント
ひとり親家庭の子どもたちに野外活動などを提供する「オレンジフラッグ」主催の、しんぐるまざあず・ふぉーらむの会員向け「親子イベント」。7月28日は、千葉県船橋市の「ふなばしアンデルセン公園」で開催しました。10組24人の親子が参加しました。
予想最高気温が33度と関東一円に熱中症警戒アラートが出る中での開催。午前中は安全策として、「こども美術館」の屋内で涼をとりながらワークショップに参加しました。ビニールでできた透明のバッグにシールを切り貼りして、自分だけの絵やデザインを作っていくというものです。
小さなパーツに切り分けて、端から重ね張りをして、幾何学模様を作る子。
仮面ライダーガッチャードの写真を見ながら、矢印模様を組み合わせる子。
隣に座ったお母さんも口出しするのをグッとこらえて、作業を見守ります。
終わった後は、日陰を求めて美術館近くの窪地へ。レジャーシートを広げてランチタイム。
子ども達は水遊びが待ちきれないように、水道の蛇口を上に向けて水のアーチを作り、くぐって遊び始めました。
午後はお待ちかね、にじの池(通称:ジャブジャブ池)で水遊びです。
噴水のある大きな池で、深さは50センチほど。水着に着替えた子ども達は寝そべったり、水を掛け合ったり。
ボランティアの学生さんに3人の子ども達がぶら下がって、「引っ張ってー」とリクエストし、水の中を引きずられる遊びが大人気でした。
水車を踏んで回す姿や、水路に横たわって冷たい水が勢いよく流れてくるのを楽しむ様子も見られました。
強い日差しに大人はヘトヘトになりましたが、子どもたちは元気いっぱい。途中で水分補給の休憩を挟みながら、2時間を遊び切りました。
参加された方の声です。
・普段経験させてあげられない、特別な体験ができた。大勢でわいわいしている雰囲気も嬉しかった。
・炎天下の中、子どもを見てくれたこと、本当に本当に感謝しています。(ボランティア)支援員さん達がたくさん話しかけてくれて、とても嬉しかったです。
・子どもは行く前はお友達ができるか不安だと話していましたが、同じくらいの年の子とグループ分けをしてくださったのですぐに仲良くなっていました。
・(バッグ作りの)初めてのハサミが楽しかったみたいで、家に帰っても「作ったんだ~」って自慢げに話してくれています。「プールも楽しかった~」「またお姉ちゃんと遊びたい」。とても心に残っているみたいです。貴重な体験に参加できて、ありがとうございました。
子どもたちの夏休みの思い出になったら、私たちも、とても嬉しいです。