就労支援講習「パワーポイントの基本操作を学ぼう」に15人が参加

6月15日、今年度初の就労支援講習「パワーポイントの基本操作を学ぼう」を、東京都立中央・城北職業能力開発センターにて、一般社団法人生活サポート基金の委託事業の一環として実施しました。15人が参加し、明日から使えるパワーポイントの基礎を身に付けました。

いまや企画や商品のプレゼンに必須のパワーポイント。「説得力があって映えるパワポはどうやったら作れるの?」という悩みを抱えている人も多いと思います。凝り出すと時間ばかり食ってしまいます。どうしたら効率良く作れるのかも頭の痛いところです。

講師はパソコンインストラクターでキャリアコンサルタント技能士2級の瀧川仁子先生。昨年の就労支援事業「ひろがれ未来塾」でもおなじみです。

開口一番、「すぐに仕事に役立つ、実務に直結した講座です」と明快に宣言され、受講生もぐぐっと身を乗り出しました。

まずはページ、オブジェクトなど用語の解説。その後、スライドサイズや閲覧表示など設定を学びました。

タイピングや基本のパソコン操作に慣れた人が対象なだけあって、講座はサクサク進みます。

「パワーポイントとはプレゼンの資料作成です。まず骨格を考えることが大事。プレゼンを聞く相手は誰か。専門的なことを知っているのか否かによっても、内容は変わってきます。短い時間でお伝えするため、まず結論から始めるか、結論を最初と最後に出すサンドイッチ方式がお勧めです」

1枚の箇条書きは5〜7行、1枚1分でプレゼンテーションすることを目安に枚数を決めてから作り始めます。読み上げに使用するノート(台本)は1枚300文字が目安です。

各スライドのタイトルを先に入力し、ここで内容に上司の承認を得ておくと、効率よく進められるそうです。

図やグラフを駆使して凝ったスライドを作り終えてからダメ出しなんて、悲しすぎますよね。

もう一つ、気をつけることは「全体を通しての統一感」。

既製のデザイン案を使用し、背景を統一したり、テーマカラーを決めたりすると内容が頭に入ってきやすいそうです。

ワードアートやアニメーションについても一通り履修しました。

瀧川先生からの忠告は「くれぐれも使いすぎないように!見やすく!!」

もう怖くないパワーポイント。明日からの仕事で、使いこなせそうですね。

【受講生の声】

・きちんと学ぶのは初めてでしたし、 テキストも充実してて、良かったです。 分かりやすく、仕事にも使えそうです!

・今まで独学で何となくやっていましたが、正しい手順がわかり、今後は今までより早く資料が作成できるようになると思いました。

・パワポだけでなく、楽しみながら、しんぐるまざあずふぉーらむの情報をいただけた。 情報交換の場所になりますね。