【1周年記念報告会】2.コロナに苦しむひとり親家庭支援の現状「企業との連携で『助けて!』が言えるつながりをつくる」シングルマザーとその子どもたちの会〜freely(岐阜)/山下栄子さん
企業との連携で『助けて!』が言えるつながりをつくる
シングルマザーとその子どもたちの会〜freely(岐阜)/山下さん

岐阜で活動しております、シングルマザーとその子どもたちの会~freelyの山下と申します。よろしくお願いします。
私たちの会は、7年前に始まりました。
2人で始めたお茶会から始まった小さな小さな会です。
ここに書かれております通り、「私を幸せにするのは私」ということでシングルマザーのお茶会を中心に始めておりました。

このコロナ禍で会員数がすごく増えました。
前年は会員登録すごい少ない集まりでした、4月~6月の短期間に33世帯の増加がありました。
登録時のメッセージで困窮を訴える方が多くなり、まだまだ少ないんですが食料品や日用品の支援を、のべ26世帯、69名の方へお届けしました。

こちらの写真がそうなんですが、どの子どもたちもとても嬉しい顔で写真をたくさん送ってくださってます。これは、お母さんの気持ちが子どもに伝わっていて、お母さんの喜びが子どもたちの喜びにつながっているのかなと思っております。
「助けて!」が言えるつながりをつくる!

活動していく中で自分自身が実は助けてが言えないシングルマザーだったということを思い出すところに至りました。
という事は私みたいなのがいっぱいいるということで、助けてが実際言えないお母さんたちのために今自分が何ができるか、というところで頑張っております。
各務原市内でいろいろご協力いただく企業様のおかげで、毎週木曜日に焼肉屋さんのお弁当お届けすることができております。これは企業様のご好意で独自に動いてくださっています。
freelyを通しての申し込みになっておりますが、「お前は助けてが言えない。多分そうだろうから俺たちが動くよ」と企業様がいってくださって動き始めたお弁当配達です。とてもありがたいです。
7月から開始いたします「ぎふ各務原・こども宅食ほっぺ便」。
こちらは子ども宅食応援団さまにサポートしていただき開始することとなりました。

もうすでにお米が600kg、各務原のほうに届いております。
ご寄付と輸送は、セイノウホールディングス様・ココネット様にご協力いただきました。
子ども宅食のノウハウは、認定NPO法人フローレンス様にご協力をいただき活動して参ります。
これからも皆様のご支援のもと頑張ってまいりますので、応援をよろしくお願いいたします。
岐阜からは以上です。