「不安やモヤモヤをため込まない伝え方――アサーティブ・コミュニケーション」を開催
2月14日、昨年10月に開催して好評だった「アサーティブ・コミュニケーション」を就労支援講座として再び開催し、19人が参加しました。
講師は前回と同じく、日本フェミニストカウンセリング学会認定カウンセラーの丹羽麻子さんにお願いしました。
はじめに講師から、アサーティブ・コミュニケーションとは「自分も相手も尊重しながら、誠実に、率直に自己主張する方法」であり、我慢して気持ちを抑え込むものでも、相手を傷つける攻撃的な表現でもない、自分と相手の双方を大切にする伝え方である、という説明がありました。
また、日本社会におけるジェンダーの影響について、特に女性には、他者を優先するケアの役割を担うことが期待される傾向があり、自分の気持ちを後回しにする行動パターンが身に付きやすいこと、さらに、過剰に適応することで、本来は断りたくても「できません」と言えなくなる場合があることなどについても話がありました。女性は控えめであることが望ましいとされてきた社会的背景が、女性の自己表現に影響を与えていることへの理解を深めました。
グループワークでは、日常で起こりがちな場面を設定し、意見を共有しました。キャリアコンサルタントの資格を持つボランティアスタッフも参加し、最初はやや緊張していた参加者も、午後には打ち解けて話す様子が見られました。
参加者へのアンケートでは、全員が「満足」と回答し、「ロールプレイが実践的でよかった」「事実と人柄を分けて考える視点が印象的だった」「I(アイ)メッセージの重要性を再認識した」「他の人の意見を知ることができ、参考になった」といった感想が寄せられました。
