不登校でもだいじょうぶ! ひとり親向けオンラインセミナーに41人参加

2学期が始まるのがしんどいなあ。

不登校の子どもにどんな声かけをしたらいいんだろう。

そんな悩みを持つひとり親向けのオンラインセミナー「不登校でもだいじょうぶ!」を8月24日にZOOMにて開催しました。

講師は山形県で不登校やひきこもりの子と親を支援する活動をしているNPO法人「クローバーの会@やまがた」の理事長、樋口愛子さん。自身も子どもの不登校を体験した当事者です。

樋口愛子さん

樋口さんは同じ経験をしたお母さんの言葉「不登校でもだいじょうぶ」に力づけられたといいます。

不登校の子の親は4分の1が離職や休職を経験し、収入も減少。とりわけ、ひとり親は働けなくなると生活が苦しくなり、親子で追い詰められてしまうといいます。

「なぜ、不登校になるの?」

それは本人に聞いてもわからないことが多いそうです。がまんのコップがあふれる最後の一滴としての「きっかけ」を取り除いても学校に行けるようにはなりません。複合的な要因でエネルギーがなくなって行けなくなっている、というのです。また、各種調査から、学校と子どもでは「原因」と考えるものが違うことも明らかになりました。

樋口さんは「原因を探すより、これからできることを一緒に考えることが大事」と話しました。「学校は人間がつくったただの制度。合わない子がいるのが自然。学校以外に選択肢がないことが問題なのです」

学校との連絡フォーマットも

不登校になると、学校から登校を勧める働きかけがあることもあります。

樋口さんは学校に連絡方法や連絡頻度、子どもの困りごとなどを上手に伝えるための依頼文のフォーマットも示しました。

また、通信制高校やサポート校の情報を集めたり、親自身が相談相手を探したり、休んだりすることで、安心を得ることが大事だとのアドバイスも頂きました。

41人が参加。質疑応答は40分以上にわたり途切れることなく続きました。

「その通りですよ」「だいじょうぶですよ」という樋口さんの応答に安心された方も多かったと思います。

セミナー後、参加者のみなさんと、不登校をテーマにしたオンラインママカフェを開きました。今後も随時開催していく予定です。

焦らず気長にいこう

【参加された方の声】

・本セミナーを通じて、私自身の過去の子どもへの対応を猛省し、家計急変を立て直すため、精一杯頑張ってきたことを肯定することができました。子どもの不登校は「自らの力で命と尊厳を守る権利の行使」だと再認識し、それができている娘は、それだけで十分立派なのだと思えることができました。素晴らしい気づきの数々をいただけたことに、心から感謝いたします。まだまだ失敗や壁にぶつかることがあると思いますが、本日のセミナーで授けていただいた教えを振り返りながら、娘を見守り続け、親子で幸せになりたいと思います。

・腑に落ちるお話が随所にありとても心強かったです。ありがとうございました。再登校のリスクについてもお話がありはっとさせられました。

・今まで通り焦らず気長に。そして自分自身の自己受容を大事にしていこうと思いました。