低所得世帯の子どもたちの命を守る緊急措置を 支援4団体が給付金要望
しんぐるまざあず・ふぉーらむなど、困窮世帯の子どもたちの支援に取り組む4団体が8月6日、厚生労働省で記者会見を開き、災害級の酷暑と物価高騰が続く2025年の夏休みに子どもたちの命を守るための特別給付金を支給するよう、政府に求めました。
コロナ下でも実施された「低所得の子育て世帯に対する特別給付金」の枠組みを使い、児童扶養手当受給世帯、住民税非課税世帯の子ども1人あたり5万円を給付。予備費などから捻出し、すぐに対応してほしいと求めました。
あすのばの小河光治代表は「各地で気温が40度を超え、これまでに経験したことがないような災害級の猛暑に見舞われている。日常生活が厳しい中で、コロナが襲い、その後の物価高。長年、子どもの支援に携わっているが、これほど厳しい夏は初めて」と話しました。
子どもがエアコンのついていない部屋で留守番
しんぐるまざあず・ふぉーらむの小森雅子理事長は2025夏のひとり親世帯3900人のアンケート結果をひき、「酷暑の夏休み、子どもがエアコンのついていない部屋で一人で留守番をしているという状況は心配でなりません。遊びに行く子どもにお小遣いを渡すこともできないという声もありました」と話しました。
また、しんぐるまざあず・ふぉーらむの食料支援を受けた家庭の子どもの声も紹介しました。
「ドラえもんのスモールライトで小さくなって、お腹いっぱいご飯を食べたい」
日本大学の末富芳教授はどの団体の調査にも共通する点として「育ち盛りの子どもたちに、飢餓が広がっている。1日1食、満足な量が食べられていない」と指摘。またひとり親の状況については「食べておらず、体調を崩して亡くなってしまう危険もある。子どもたちから親を奪わないためにも、緊急の対策が必要だと考えている」と話しました。
メディアでも紹介されました。
・産経新聞
低所得の子育て世帯へ「子供1人あたり一律5万円支給を」 支援団体が命の危機訴え
・教育新聞
「飢餓が広がっている」 子ども支援4団体が緊急対策を共同提言
