5.職場で困らないための「ビジネスマナー講座」
社会人としてのビジネスマナーは、知っているようで意外に知らないことも多いものです。
職場では様々な人に接します。どんなシチュエーションでも対応できるようなビジネスマナーを身につけておきましょう。
開催報告
午前中は、職場で困らないためのビジネスマナーをアデコ株式会社キーアカウント事業本部の竹之内さんと小林さんから学びました。
講座は、「知らないことを恥ずかしがらずに楽しみながら吸収しましょう」という講師の竹之内さんの言葉で始まりました。この言葉のおかげで、受講生は力が抜けて、かつ、とても積極的に受講することができました。
まずはじめに、「ビジネスマナーって何?」「何のためにある?」という問いに5つのグループに分かれて、話し合いました。
身だしなみ、挨拶、コミュニケーション、仕事が円滑に進むために必要なものなど、いろいろな意見が出たのですが、竹之内さんからはこのように説明がありました。
「何人かで仕事をするときに気持ちよく仕事をするために、ビジネスマナーがあります。相手を思いやる気持ちを持つことが重要です。この思いやりの気持ちを場面ごとにルール化したもの、それがビジネスマナーです。」
続いて、ビジネスマナーの基本。
第一印象は、視覚情報が大きな部分を占めているそうです。
メラビアンの法則というものがあるそうで、表情、身振り手振りが55%、声、トーン38%、言葉7%で決まるそうです。
また、初対面の時は、挨拶までの、極めて短い時間で印象が決まる、ということです。
身だしなみには5つのポイントがあり、①清潔感 ②健康的 ③控えめな印象 ④周囲との調和 ⑤機能性がポイントであるということでした。
挨拶は、とにかく声を出すことが重要で、《先言後礼》というマナーも教えていただき練習しました。
ビジネスでの言葉づかいでは、敬語やクッション言葉なども具体的に教えていただきました。
そして、電話応対6、上座下座、名刺交換のマナーなどを学びました。
受講生はとても熱心で、講師の竹之内さんの問いかけに、すぐに手をあげて答えていました。
敬語を学ぶ際には、マイクを回して一人一人が答える場面もありましたが、とまどいつつもとても積極的。これからの就職活動に備え、真剣にかつ楽しんでいました。
最後に小林さんから「ビジネスマナー、いい人間関係を築くこと、これは人生にも影響を与えます。」という言葉も受講生一人一人に響いたと思います。