１０月１６日、日本ロレアルさん、アデコさん、iDAさんと準備を進めてきたシングルマザーキャリア支援プログラム「未来への扉」の初日を迎えることができました。

受講生３０名全員が揃い、みな不安と期待の混ざった緊張した面持ちで、開講式が始まりました。

最初に、日本ロレアルの副社長・井村さんから、これまでの東日本大震災からの女性支援の経験を踏まえて、新たな女性サポートとして今回のシングルマザー支援プログラムへ向けた熱い思いを語っていただきました。

しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事長　赤石からは受講生のシングルマザーへ向けた温かいエールが送られ、アデコアジアパシフィックCEOのクリストフ・デュシャテリエ氏からもお祝いのメッセージが送られました。

そして当日は、来賓として、厚生労働省家庭福祉課の川鍋課長様がご出席くださり、母子家庭に育ったご自身の体験を踏まえた心に沁みる挨拶の言葉をいただきました。

これを受けて受講生代表からは、

「ダブルワーク、トリプルワークで生活を支えてきました。しかし、ふと、自分は何のために働いているのか、自分は何をしたかったのかと考えている自分がいました。できないことを子どものせいにするのではなく、このプログラムが最後のチャレンジだと思ってがんばります」と力強い挨拶がありました。

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その後のトークショーでは、タレントのRIKACOさんにご登壇いただき、ご自身のこれまでのシングルマザー生活を語っていただきました。

ご自身も離婚することになった自分を責め、何年も考えたり落ち込んだりした経験をしたけれども、前を向いて子どもを大切に生きていこうと決意したと話してくださいました。そして、お子さんたちとはコミュニケーションを大切にしてたエピソードを紹介してくださいました。

仕事と子育ての両立を工夫してきた話、子どもたちが大きくなってきて、自分の学びのために時間をつかっているという話など、“シングルマザーあるある話”に受講生たちも共感しながら聞き入っていました。最後には緊張もほぐれて笑顔になり、全員で記念撮影となりました。