1.皮膚論、化粧品の種類と目的、セルフメイクアップ、接客
美容部員として仕事をする上での基本の知識を身につけます。
開催報告
今日から美容部員コースと事務・営業・接客コースに分かれての講座になりました。
美容部員コースの講師は、モードコンシェルジェの三水明美さんです。
午前中は、美容部員の役割や身だしなみ、立ち居振る舞い、接客フローについて学びました。
美容部員の仕事とは、「一人ひとりのお客様を美しくする(サポート役)」なので、そのためにプロとして豊富な知識や技術を身につける必要があること、そして礼儀正しさやフレンドリーさを保ちながらお客様に贅沢とくつろぎを提供できることが大事だとお話しされていました。
具体的には、笑顔を絶やさないはもちろんのこと、商品の知識だけでなく、美容知識全般を身につけること、信頼できるカウンセリング(お客様のお肌の状態や要望を聞き取ること)ができること、また断りやすい雰囲気があることなどを教えてもらいました。
お客様から好印象をもってもらうことは、ショップだけでなくブランド全体のイメージをあげることになるので、「自分はブランドの顔」という自覚をもちましょうということで、受講生ひとりひとりに鏡を配り、表情の演出練習を行いました。
鏡に向かって笑顔の練習をしましたが、20パーセントくらいの笑顔とはどのくらいなのかなど実際に挑戦。スマイルレッスンを行いました。
また表情以外でも好印象を与える要素として、声の調子、行動、言葉遣い、服装・身だしなみについても、実際にやってみながら学びました。
立ち居振る舞いで、腰を落とした姿勢や歩き方、製品の持ち方や、ショッピングバッグの持ち方なども実際に行いました。
また、お辞儀をしながら、基本用語(いらっしゃいませ、少々おまちください、ありがとうございますなど)を声に出しながらも実際に行いました。
午前の講座では、美容部員としての心構えや好印象を与える表情や動作について学びました。
午後の講座では、皮膚の基礎知識について学びました。
皮膚の構造や働き、紫外線の皮膚への影響、肌質と肌タイプについて、そして季節によって肌が変化すること、その時の状態に合わせたお手入れが必要なこと、肌のトラブルとアドバイスポイントを学んだあと、教えてもらった知識をもとに2人1組になって、ワークを行いました。
約3分ずつ交代で、肌について、紫外線の影響について、冬の肌について、実際に話してもらうワークを行いました。
覚えたばかりの知識を説明するのが、難しかったりしながらも、自分の言葉として話したり、他の人のわかりやすい言葉を取り入れたりと工夫しながらも、頑張って説明していました。
一番大切なことは、「常にお客様の反応に合わせて接客すること」とは学び講座を終了しました。